Tutima

Tutima 歴代モデルのご紹介

Tutima Caliber 58(1930s)

Tutima Caliber 58(1930s)

1927年Uhren-Rohwerke-FabrikGlashütteAG(UROFA)およびUhrenfabrikGlashütteAG(UFAG)を創立した法律家エルンスト・クルツ博士は当時、グラスヒュッテにて主流になっていた懐中時計からいち早く、腕時計の製造を推し進めておりました。
当時のスイス時計と比較して、より信頼性が高く、耐久性が高い時計を製作することに着目をしていた彼は、ラテン語の「安全、安全」を意味する形容詞『Tutus』から『Tutima』という名前を付けました。
左記のモデルは現在、グラスヒュッテ博物館に展示されております。

フリーガークロノグラフ1941(1941年)

フリーガークロノグラフ1941(1941年)

グラスヒュッテにて腕時計の機械生産を積極的に推進。最高品質を示すこのチュチマラベルを使用した優れたムーヴメントの量産化を成し遂げました。
第2次世界大戦期まで数多くの名機をリリース、なかでもキャリバー・UROFA59を載せたフリーガークロノグラフ(1941年)はドイツ国内においてもチュチマの名声を高めた傑作として知られています。
第二次世界大戦中のドイツで使用されたクロノグラフで最も優れた精度を誇り、マイナス10℃~プラス40℃の環境下で日差はマイナス3~プラス12秒を保っておりました。
現在、グラスヒュッテ時計博物館に展示されており、ドイツ空軍に制式採用された同モデルはドイツ時計では初めて製作されたフライバック機能を備えた本格的なクロノグラフです。

ミリタリークロノグラフRef.798(1984年)
ミリタリークロノグラフRef.798(1984年) 後継機 6450-03
後継機 6450-03

ミリタリークロノグラフRef.798(1984年)

このモデルは1984年にNATO空軍の制式時計として採用されました。
搭載ムーブメントはレマニアのCal.5100。当時のNATO軍からの要求に答える為、スペックとして、オートマチック(自動巻き)、24時間表示、12時間積算計、60分積算計(センターセコンド)、DayDate表記、ハック機構を備えており、また日差-2秒~8秒、作動環境温度、10気圧防水、耐震装置付という条件をクリアしなければいけませんでした。
このレマニアCal.5100は他ブランドを含めて多く採用されていましたが、現在は生産されておりません。
ケース本体はエッジを無くし、卵形にさせる事で、パイロットが重装備した状態で、狭いコクピットの中で、過激な動きをしても支障が出ないようにしております。
また、有事には手袋をつけた状態でも容易にクロノグラフの操作ができるように特殊なクロノグラフ機構のプッシュボタンを搭載しております。
現在は、後継機として6450-03として展開しております。